藤原孝章研究室

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ジャーナル12
私たちに今できること
2011.03.13-03.15
(地震発生2-4日後)

 ソーシャルネットワーキングサービスの1つであるミクシには、同女の学生や小学校教員をしている卒業生の「マイミク」さんが多いので、彼女たちに向けて書きました。すぐに救援物資を送りたいという声もあったのですが、阪神淡路大震災の経験者として、「今できること」というタイトルで書きました。

今できることはたくさんあります。


(1)冷静に情報を受け取ること。


(2)日本語の情報がわからない人、 耳が不自由な人や目が見えない人のことなど、私たちのあたり前を
少しだけかんがえること。


(3)自分の無事や友人、知人の安否を知ってる限り、人にしらせること。


(4)mixiやfacebookなどを活用しよう。


(5)ライフラインやインフラが復旧したら、できることはたくさんあります。

03.13 記

(6)マスコミは被害状況しか伝えないけれど、 外国人も含めて被災者に必要なのは、どこに行けば水があるか,炊き出しがあるか、保険や被災の手続きがどこでできるか、といった生活情報です。
マスコミではなく,ミニコミ、多言語コミュニティラジオも大切です。

03.14 記

(1)救援物資は現段階では送らない。
いま、むやみに、ものをおくらない。何が必要とされるのか、冷静に判断せずに、とにかく善意から、支援しても、ほんとうに必要としている人に届かない。
道路や受け入れ先も確保されていない段階で送っても届かない。


(2)善意のチェーンメールを友人にまわさない。
メールを送ってきた友人にリソースを確認したのかとたずね、していないといったら、自分のところでとめること。節電も、関西と関東では、周波数が違っているので、直接的な効果はめだってありません。


(3)今、被災地や避難所は、水、電気、ガス、食料、毛布(暖房)、トイレ、通信、燃料(ガソリン)などのライフラインが途絶えています。今緊急に必要なのは、水や食料です。現段階でこの普及ができるのは自衛隊です。行政でもNGOでもありません。


(4)緊急支援が整うと、行政や組織力のあるNGOや地元のNGOが現地に入って、何が必要かの情報を収集します(現地のニーズの把握)。この時点でもまだどんな救援物資が必要かわかりません。


(5)やがて、現地の救援対策本部(行政やNGOなどの組織化)が、どこに、どんなものを送ればよいか、やっとでてきます。ここまでに1ヶ月くらいかかるとおもいます。またボランティアも徐々に受入が可能になります。


(6)したがって、いま私たちができることは、募金(義援金や支援金の寄付)です。
お金だと、あまりに多様すぎて無駄も多い救援物資よりも、自分たちが必要とするものを購入できます。


(7)次のyou tubeの動画は、私のマイミクさんの「世界のマッケンロー」(松本賢一氏)の作成したものです。
報徳学園の卒業生で阪神の震災の被災者です。参考にしてください。

「自己満足に陥らないための震災ボランティア〜5つのルール〜」
http://www.youtube.com/watch?v=Iu0eWjvDfZE

03.15 記