クジラ・生態
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1.種類2.体/3.行動/4.生4.座礁の謎
3.クジラの行動

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(1)回遊
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(2)噴気(潮噴き)
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(2)跳躍
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(1)回遊


●回遊
回遊とは、海や川に生息する動物が、成長段階や環境の変化に応じて生息場所を移動する行動を指す。
1年のうちに外洋を数千km-数万kmにわたって移動するクジラなどの回遊は、渡り鳥の渡りに相当するものでよく知られている。
高い遊泳能力を備え、餌の発生、水温の変化、繁殖期などの条件に合わせて夏には高緯度地方へ、冬には低緯度地方へという回遊を繰り返す。
特にひげクジラの仲間に多く見られる習性で、長いものではなんと2万キロメートル(地球をおよそ半周する距離)も移動する。




例@:ザトウクジラ

・夏
ベーリング海では日照時間が長くなってプランクトンが大発生し、オキアミや魚類も増加する。
ザトウクジラはこれらの餌を求めて北上し、栄養を蓄える。

・冬
バハ・カリフォルニア半島やハワイ、日本の南西諸島まで南下する。
また、冬にやってくる熱帯の海では繁殖を行う。

例A:マッコウクジラ

大人のオスだけが暖かい海から寒い海へ回遊する。

この他にもイルカの仲間には一年中同じ海で生活する種もいる。
このように、クジラの回遊のあり方は、種類によって異なっている。